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カンパニョーロとフルクラムのホイールの甲高いラチェット音は、昔から愛用してきた人には馴染み深いものだと思います。

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しかし、ここ数年でカンパニョーロの完組ホイールのラチェット音が、構造が変わったわけでもないのに小さくなったという声を聞くようになりました。その理由として、フリーボディが収まる箇所のグリス量がかなり多くなったことが挙げられます。カンパニョーロやシマノの高精度ハブでも、フリーボディがあるリアハブの右側だけは、構造上どうしても他の箇所より防水性が劣ってしまい、極少量ながら浸水してしまいます。そこで、カンパニョーロはできるだけ隙間を無くすためにグリス量を多くして、回転を妨げずに防水性を上げようとしたのだと思われます。

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では、昔のようにラチェット音を大きくするにはどうすればいいかというと、昔のようにフリーボディが収まる箇所のグリス量を少なくすれば、昔から聞き馴染みのある甲高いラチェット音がするようになります。ただし、グリス量が減ることで隙間が増えて若干防水性が落ちてしまうため、マメなメンテナンスが必須になります。どれだけ雨の日に走ったかによるのですが、走行距離で約3,000~4,000㎞、距離を乗っていなくても半年ごとのメンテナンスがざっくりとした目安です。雨の日の走行が多い場合は、もっと短い間隔でメンテナンスしてあげる必要があります。

by SG_Meccanico | 2018-02-17 18:00 | メンテナンス | Comments(0)
最強のポンプヘッドなんて言われ方もする『ヒラメ・ポンプヘッド-横カム』ですが、カムレバーの調整をテキトーにしていては、せっかくの便利なアイテムも不便なものになってしまいます。カムレバーの調整は、“HIRAME”のロゴが入った赤いシールが巻いてある圧力調整ネジで調整します。圧力調整ネジを締めるとレバーは硬く、緩めるとレバーは緩くなります。

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圧力調整ネジはちょっと回しただけでも、レバーの硬さが結構変わってしまうので、こまめに回して調整してください。

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上の写真の位置にカムレバーがくるまでは、レバーに力が掛からないフリーな状態でOKで、この位置から軽~く力を入れてレバーが閉じるぐらいがベストな状態です。これよりもレバーが硬いと、ゴムパッキンの消耗が早くなってしまい、最悪の場合カムレバーにも過度の負荷が掛かり、破損してしまうこともあります。逆にこれよりもレバーが緩いと、固定力不足で空気を補充中に圧力に負けて、ポンプヘッドが勢いよく外れてホイールを傷めてしまう可能性があります。

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カムレバーはきちんと最後まで閉じるようにしましょう。開閉途中の位置でカムレバーを止めてしまうと、空気を補充中にレバーが開いてポンプヘッドが外れ、大事なホイールに傷が付いてしまいます。

by SG_Meccanico | 2018-02-10 15:00 | メンテナンス | Comments(0)

3年程老舗自転車店で修業後、プロショップ開業を目指して福岡市早良区で迂回運転中。自宅のガレージで預かりにて、点検・整備・パーツの組み替えの依頼を受付けています。お問い合わせはこちらへ。sg_meccanico@dream.bbexcite.jp


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