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カテゴリ:自転車のマメ知識( 71 )

スポーツ観戦が大好きで、ロードレースに限らずサッカーなど色々なスポーツを観るのですが、冬はロードレースと入れ替わりでシーズンに入るアルペンスキーを楽しみにしています。そのアルペンスキー・ワールドカップで前人未到の総合6連覇を達成し、今シーズンは7連覇に向けて快進撃が続くマルセル・ヒルシャーのレース前のウォーミングアップ方法が、独特で興味を魅かれます。

2本の合計タイムで競われるスラロームやGSでは、2本目のレース中にスタート直前のアップを行う選手の姿がよく映し出されます。1本目で上位に付けて2本目の後半に滑る選手は注目度が高く、当然よく画面に映るのですが、その中でヒルシャーは腕立てや腹筋をしている姿が映ることがあります。その光景が筋トレをしているようにしか見えない勢いで、レースでのパフォーマンスに影響が出ないの?と思ってしまうのですが、2本目を圧倒的なタイムで滑って優勝するのを何度も観ています。

これと関連しているのかは分かりませんが、腹筋(クランチやプランク)をやった翌日に自転車に乗ると、脚の回りが良いことにこの半年ぐらいで気付いて、今年はレースの前日にコンディショニングの一環として腹筋をやってみようかと思っています。でも、さすがにレース当日のスタート直前にやる勇気はありません(^^;)

J SPORTSと契約しているけど、冬は特に観るものがないなぁと思っている方がいたら、ぜひ一度アルペンスキーをご覧になってみませんか? 選手の多くがトレーニングに自転車を取り入れていたりと、共通点もある競技で楽しいですよ♪ スプリンターやクライマーというような脚質の違いのように、アルペンスキーでもスラロームやGSを得意とする技術系と、スーパーGやダウンヒルを得意とする高速系に選手のタイプが分かれていて、それぞれに楽しめます。



by SG_Meccanico | 2018-01-27 07:00 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)
中級グレード以上の完組ホイールに多く採用されている扁平スポークと、手組ホイールや廉価な完組ホイールでよく見る丸スポークで、「どちらの方が振れ取りし易いの?」と稀に質問されます。

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この質問に対する答えは、『扁平スポーク』です。ある程度以上のスポークテンションが掛かると、ニップルを回す時にスポークが捻じれようとするのですが、扁平スポークだと回り止めを使えるので、スポークの捻じれを殆ど気にせずに振れ取りができます。また、回り止めがスポーク幅にピッタリ合わなくても、ニップルを回した時にどのぐらいスポークが捻じれたかを目で確認できるのも、扁平スポークの利点です。

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丸型スポークのホイールを振れ取りする時は、できるだけスポークが捻じれないように工夫しながら作業するのですが、ニップルを回した時にどれだけ捻じれたかを意識しないと正確な振れ取りができません。軟らかくて粘りがある丸型スポークは、ビックリするぐらい捻じれることもあるので、馴染み出しも念入りにやります。

リムの精度やスポークの硬さにも因るところもありますが、平均的に扁平スポークの方が振れ取り・センター出しの作業時間は短く済みます。

by SG_Meccanico | 2017-12-16 16:00 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)
時々「自転車はタイヤのローテーションってやらないの?」と聞かれることがあるのですが、「安全マージンを稼ぐためにやらない方が良い」と答えます。
自転車(二輪車)は、スリップなどで前輪の挙動が乱れてしまうと、ほぼ立て直しが効かずに落車してしまうからです。一方、後輪の挙動の乱れは、立て直しが効く場合があります。なので、前輪には必ず減りの少ない状態が良いタイヤを使うようにします。

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「下りは飛ばさないから」と前輪に減りが多いタイヤを使っている人がいますが、安全マージンを大きく取るために、やはり減りが少ない状態が良いタイヤを使うことをお勧めします。下りを飛ばさない人(下りが苦手な人)は、コーナーリング中でも前ブレーキを掛けていることが多く見受けられ、ただでさえ前輪がスリップし易くなっているのに、そこに減りが多いタイヤを使うと、さらにスリップし易い状態になってしまいます。

できるだけ安全マージンを大きく取るために、原則として前輪には減りの少ない状態が良いタイヤを使いましょう。安全マージンをできるだけ大きく、リスクをできるだけ少なくが、安全で快適な自転車生活を送るための基本です。

by SG_Meccanico | 2017-11-25 15:00 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)
サドルというのは、使用感の個人差が非常に大きくアドバイスが難しいアイテムであり、さらにポジションの基準点にもなるとても重要なアイテムでもあります。近年は、様々なメーカーが人間工学の研究に基づいた開発をしているおかげで、極端に合わないと言われるサドルは少なくなったような印象があります。それでも、お尻に合うサドル探しは簡単なことではないので、使うサドルは保守的になりがちになってしまいます。

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自分は運良く早い時期に合うサドルを見つけられたので、10年以上サンマルコのアスピデを愛用し続けています。
薄型サドルの定番品の1つなので、この先もいつでも手に入り安泰かと思っていましたが、3年前にモデルチェンジしてしまいました。表皮やカラーリングなどのデザインが変わるのはそれほど問題ないのですが、ベース(サドルの形状)が変わってしまうと座る位置が変わるので、同じアスピデの名が付いていても全くの別物になってしまいました。そのため、新しいサドルにするとポジション出しを一からやり直さないといけないので、一生分の旧アスピデを確保しておきたいなと思っています(笑)。

by SG_Meccanico | 2017-07-22 07:00 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)
そろそろ梅雨明けか?という時期になり暑さが増してきて、脱水症状や熱中症に気を付けないといけなくなります。首筋などに水をかけて身体をクーリングするのもとても有効ですが、やはり脱水症状や熱中症の予防の要となるのは水分補給です。

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喉が渇いてからゴクゴク飲むのではなく、喉が渇かないようにマメにひと口ずつ飲むようにすると、胃腸への負担が少なく、身体がオーバーヒートしないように安定して汗が出る状態を保てます。自分は暑がり&大汗かきなので、走行中に短い間隔でひと口、赤信号で停まった時にひと口という感じで、マメにひと口ずつ飲むようにして、2時間程の走行で600mlのボトル2本が空になるぐらい水分を摂っています。それでも、走った後の発汗量と水分補給した量の収支は、発汗量の方が多い赤字です。個人差はありますが、自転車に乗っている間は、思っている以上に発汗しています。

ツールを観ながらワインをチビチビ呑んでいたら、いつの間にかボトルが空になってしまうような感じで(笑)、自転車に乗る時もマメにチビチビ水分を摂るようにしましょう(^_^)

by SG_Meccanico | 2017-07-15 06:30 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)

適正な空気圧の見つけ方

自分は下りが好きなこともあって、タイヤの空気圧には気を遣っています。初心者~上級者を問わず、タイヤの空気圧設定に無頓着な人を意外と多く見かけますが、下り以外でも走りのパフォーマンスに影響する重要な項目です。傾向としては、空気を入れ過ぎていることが多いように見受けられます。

そのタイヤが持っているグリップを最大限に発揮することと、きちんとトラクションが得られる(バイクが跳ねない)空気圧を見つけると、予想以上に走りのパフォーマンスと快適性・安心感が向上します(^_^)

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自分がそのタイヤの適正な空気圧と判断するのは、下記の三項目を満たせる最低空気圧です。
・十分なグリップを得られること
・コーナーでタイヤが腰砕けにならないこと(十分なタイヤ剛性の確保)
・ズル牽くような感覚がしない転がり感

タイヤメーカーやモデルによって多少の違いはありますが、自分の体重(60~63㎏)で上記の要項を満たせる空気圧は7Bar前後に落ち着きます。現在、気に入って使っているミシュラン・パワーコンペティション25Cでは、フロント:6.7Bar・リア:7.0Barに落ち着きました。

適正な空気圧を探す際に、最低でも3回は同じ空気圧設定で走ってみるようにしてください。イマイチだなと思っても、体調や風の状況などで錯覚している場合もあるので、根気強く地道に探すことが大事です。最低でも3回、できれば5回以上同じ空気圧設定で試しましょう。

by SG_Meccanico | 2017-06-20 06:30 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)
タイヤの耐パンクベルトの性能が向上して、長い間パンクしていないという方は多いと思いますが、パンクした時のための予備として携行しているチューブやチューブラータイヤを放ったらかしにしていませんか?

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予備のチューブやチューブラータイヤを、サドルバッグに入れっ放しにしたり、自転車に取り付けたままにしている間に、擦れや経年劣化で傷んでしまっていることがあります。パンクしていない期間が長いほど傷んでいる可能性は高くなり、いざパンクした時に予備が使い物にならなかったという話を時々耳にします。
パンクするだけでも嫌なのに、予備が使い物にならないなんて泣きをみることがないように、時々空気を入れて傷みがないかなどの点検しましょう。

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予備チューブは厚手のポリ袋、予備チューブラータイヤは布の袋などに入れておくと擦れ対策になります(^_^) また、ラテックス(生ゴム)は擦れや折り曲げに弱いため、携行する予備としては厳禁で、予備のチューブやチューブラータイヤは、ブチルを使用したものを選びましょう。

by SG_Meccanico | 2017-05-27 06:30 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)
タイヤに付いた1㎜程度の小さな傷が気になる人は少ないと思いますが、パッと見て分かるような大きな傷ができてしまった場合は、「まだ、このタイヤを使っても大丈夫かな?」と心配になることがあると思います。

タイヤサイドに大きな傷ができてしまった場合は、バースト(破裂)しやすい危険な状態で、そのタイヤは使用不可能です。
判断が難しいのがトレッド面(地面との接地面)に付いた傷です。
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トレッド面の傷周辺が、膨らんでいるか膨らんでいないかが、使用可能かを判断する基準となります。傷周辺が膨らんでいる場合は、ケーシング(カーカス)にもダメージがあり、タイヤの構造が壊れている証拠となり、いつバーストしてもおかしくない危険な状態で、そのタイヤの使用は不可能です。高い空気圧に耐え、タイヤの形状維持に重要な役割を担っているケーシングに傷があるというのは、大雨時に堤防が決壊しかけている状態と同じと思ってください。

写真のように、傷周辺が膨らんでいない場合は、ケーシングにダメージはなく継続して使用可能です。ただし、トラブルの種がある状態ともいえるので、マメにタイヤの状態をチェックすることが必要です。走行する度に、傷が大きくなっていないか、ケーシングにまでダメージがいっていないかなどを確認しましょう。
傷周辺が膨らんでいなくても、トレッド面のゴムが大きく抉れてしまっている場合は、使用を中止することをお勧めします。

『タイヤサイドの傷』『トレッド面の傷周辺に膨らみがある』この2つの場合は使用不可能、『トレッド面の傷周辺が膨らんでいない』場合は、使用可能だけど走行する度に要確認と大まかなに判断をします。
使用可能な場合でも、大きな傷があるタイヤは、トラブルの種を抱えていることに違いはないので、予備タイヤがある、もしくはお財布に余裕があるなら、交換することをお勧めします。タイヤは安全を関わるアイテムなので、不安の種は無い方が当然良いです。

by SG_Meccanico | 2017-05-09 16:20 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)
クイルタイプのステムを使う場合には、あまり気にしなくて良いフォークコラムのカットですが、現在主流のアヘッドタイプでは、コラムをカットする前によーく熟考することをお勧めします。バイクもしくは乗り手が、まだ走り込んでいるとはいえない状態で、さっさと余分なコラムをカットするのは非常にリスクが大きく、「やっぱりもう少しハンドルを高くしたい」となった時に、コラム長が足りないために高くできないという事態に陥ります。実際にこれが問題となって、ハンドルポジションが出せない人をちょくちょく見かけます。
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それなりに乗り込んで「これで良いかな?」と思っても、ステムの上に5~10㎜スペーサーを入れるぐらいコラムを残しておくと、多少のハンドルポジション変更なら対応できます。お勧めは、5㎜+2~3㎜の2枚のスペーサーを入れて7~8㎜を残すのが細かいハンドル高の変更ができてお勧めです。余分なコラムは無い方がスッキリ見えて良いですが、快適に乗れてこその自転車でもあるので、コラムをカットする前にはよーく熟考しましょう。
あと、これは余談ですが、中古でフレームを売りに出す時は、コラム長に余裕があるフレームの方が少し売れ易くなります。とはいっても、欲しい人が表れるかが一番大事ではありますが(^^;)

by SG_Meccanico | 2017-03-11 06:30 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)
タイヤの空気の補充や空気圧の確認は、どのぐらいの頻度でしていますか?
自分の場合、街乗りバイクは5~7日に1回ですが、練習やサイクリングなどのジャージを着て走る時は、出発する前に必ず空気の補充と空気圧の確認をしています。2日連続で走る時でも、省くことはありません。
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毎回行う理由は、「常に最適な空気圧で走りたい」「パンクなどのタイヤ・チューブに関するトラブルが無いかの確認」の2つです。
特に重要なのが2つ目の「パンクなどのタイヤ・チューブに関するトラブルが無いかの確認」で、前回から不自然な空気の減りがないかを毎回確認することで、見つけ難いスローパンクの早期発見が可能になります。スローパンクというのは、チューブを水に浸しても穴が開いている箇所を特定し難かったり、バルブの劣化や不良が原因で気付き難いトラブルの1つです。それに、出先でチューブ交換やパンク修理をするのは、誰でも嫌なものですよね(>_<)

1分もあればできることなので、出発前のタイヤのエアチェックをお勧めします。

by SG_Meccanico | 2017-02-21 20:30 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)

3年程老舗自転車店で修業後、プロショップ開業を目指して福岡市早良区で迂回運転中。自宅のガレージで預かりにて、点検・整備・パーツの組み替えの依頼を受付けています。お問い合わせはこちらへ。sg_meccanico@dream.bbexcite.jp


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