人気ブログランキング |

Sports Cycleメンテナンス SG_Meccanico

meccanico.exblog.jp
ブログトップ

2016年 07月 12日 ( 1 )

雨の中を走った後など愛車の汚れた時に、洗車して綺麗にする方は多いと思います。ヘッドパーツ(上下共に)、シートピラーの挿し込み口、リアハブのフリーボディ側、他の箇所と比べて浸水し易いので、できるだけ水をかけないようにしましょう。特にヘッドパーツは、最も浸水しやすい箇所です。また、DURA ACEなどの防水性が高いハブでも、リアハブのフリーボディ側はどうしても密閉度合が他の箇所より低いので、ホイールを回しながらハブに水をかけるということはなるべく控えてください。
d0264476_22584043.jpg

プロチームの舞台裏などを映した映像で、メカニックがレース後に洗剤でバイクを洗っているシーンを見かけると思いますが、かなり酷い汚れでない限り洗剤を使わないようにしましょう。洗剤に含まれる界面活性剤は、表面張力を弱める効果があり、前の記事で触れた水抜き穴など僅かな隙間からでも浸水し易くなってしまいます。さらに、内部に浸水した洗剤を含んだ水は、グリスやオイルを流してしまい、パーツの錆び付きを起こしてしまうことがあります。稀に、よく手入れされたピカピカのバイクなのに、ヘッドパーツが錆び付いているのを見ますが、オーナーに「洗剤を使って洗車していませんか?」と聞くと、大体「はい」という返事が返ってきます。

プロチームのメカニックはいつも限られた時間内で多くの作業をしなくてはいけないため、できるだけ手間を省くために洗剤を使っています。毎レースごとに洗車と合わせてバイクのメンテもするので、グリスやオイルを洗い流しても、グリスアップやパーツの交換をしています。

汚れたバイクを綺麗にする際は、洗剤を使用しない水洗いで自転車本体を、チェーンやギヤなどの油汚れはチェーン洗い機や外してディグリーザーなどで汚れを落とすようにしましょう。水洗いをした後は、できるだけ早くバイクの水気を拭き取って乾かすことも重要です。
酷い汚れで洗剤を使う場合は、ヘッドパーツなどへのグリスアップも必ずするようにしてください。
by SG_Meccanico | 2016-07-12 23:25 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)

3年程老舗自転車店で修業後、プロショップ開業を目指して福岡市早良区で迂回運転中。自宅のガレージで預かりにて、点検・整備・パーツの組み替えの依頼を受付けています。お問い合わせはこちらへ。sg_meccanico@dream.bbexcite.jp


by SG_Meccanico