クランク周りの異音解消に各箇所の緩みチェック

クランク周りは最も力が掛かる箇所なので、ボルトの緩みが起き易く、パワーロス・変速の不調・BBのベアリングへのダメージを防ぐために、定期的なチェックが必要です。ペダルを踏み込んだ時に、「カチッ」という異音がする場合は、クランク周りのどこかが緩んでいる可能性大です。

クランク周りで最も緩み易いのは、チェーンリングを留めているピンです。現在主流の4アームは特に緩み易いので、定期的に緩みがないか確認しましょう。

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シマノのホローテックⅡのクランクは、左クランクを留めている2本のボルト(下の写真①)も意外と緩み易い箇所です。ここが緩んでいた場合は、左クランクを抑えている樹脂のボルト(下の写真②)の緩みがないかも確認しておきましょう。

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クランク周りの「カチッ」という異音で、多くの方が原因だと思われるBBとペダルですが、組み付けの際に適正トルクで締めていれば、そう簡単には緩みません。ただし、プレスフィットBBやスレッドタイプ(従来のねじ込み式)でも左右共正ネジのイタリアンBBは、BBが異音の原因である可能性は高いです。特に、プレスフィットBBは異音が出易い傾向にありますが、対処が難しいのが頭が痛いところです…。

ペダルから異音がする場合は、クランクへの取り付けのねじ込みの緩みよりも、ペダルシャフトのガタが原因であることが多いので、ベアリングの玉当りの確認をしましょう。

by SG_Meccanico | 2018-05-01 17:00 | メンテナンス | Comments(0)