カップ&コーンとシールドベアリング、どっちが良い?
シマノとカンパニョーロ(中級モデル以上)は、カップ&コーンを採用していますが、どちらも高精度だからこそ最善の調整が可能になっています。ただし、細かい調整をするためには、それなりの技術と根気が必要です。
それに対し、シールドベアリングは、カップ&コーンより調整が容易なのがメリットです。ちなみに、MAVICはシールドベアリングを採用していますが、純正のベアリングは正直イマイチなので、高精度な国産ベアリングやサードパーティのちゃんとしたセラミックベアリング(安いのは低精度でNG)に交換すると、見違えるほど回転が良くなります。
シールドベアリングのチューニングで、シールが無いオープンベアリングに交換すると、非常に回転が軽くなりますが、走る度にハブのオーバーホールが必要で、実質1発勝負でしか使えません。雨天などのウェット路面では使用不可で、耐久性無視のかなり尖ったチューニングです。お勧めはしませんが、興味がある方は試してみるのも面白いかと思います(笑)。