ハンドルのクラック、要チェック箇所

ハンドルのクラック(ひび割れ)が入り易いところは2箇所あります。
まずは、ステムのクランプ部分です。軽量アルミやカーボンのハンドルは長期間使用すると、下の写真の様な型が付くことがあります。こうなってしまったハンドルは破損しやすい状態なので、使用しないでください。クランプ部分の端にクラックがないかもよ~くチェックしてください。
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もう1箇所は、ブレーキレバー(デュアルコントロールレバー)の固定箇所です。使用する内にレバーの固定バンドの跡が付き、これが酷くなるとクラックが入ってしまうことがあります。ここは大きな負荷が掛かり、一番たわむ箇所でもあるので、バーテープを巻き換える時に必ずチェックしましょう。
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自分の経験上、長期間使用したカーボンハンドルは、上記の2箇所のどちらかにクラックが入っていることが多いです。オーバートルクはもちろん、締め付けのトルク不足でも負荷の掛かり方が不均等になってしまい、ハンドルへのダメージが大きくなります。きちんと適正トルクで締めることと、こまめに緩みがないかチェックすることで、ハンドルへのダメージを軽減することができます。

軽量アルミやカーボンのハンドルは、寿命が少し短いため、長年使用し続けることはお勧めしません。勿体無いと思うかもしれませんが、消耗品であることを意識して、長期間使用した軽量ハンドルはトラブル防止のために交換しましょう。

by SG_Meccanico | 2014-10-28 12:00 | トラブルシューティング | Comments(0)

ステムのクラックが入りやすい箇所

前回の記事でハンドル周りの異音ついて書きましたが、その原因の一つハンドルやステムのひび割れ(クラック)について、特に注意して点検してほしい箇所を紹介します。今回はステムの要チェック箇所です。

まずは、クランプのボルト周り。特にボルトの内側がクラックの入り易いポイントです。
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もう1箇所は、コラムクランプのコラム中心線付近です。
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ステムの破損において、上記2箇所のどちらかのひび割れが原因であることが非常に多いです。点検する時は、全体をチェックするのは当然ですが、この2箇所は特に注意深くみてください。もし、ほんのちょっとでもクラックがあった場合、いつ破損してもおかしくない状態なので、そのステムは絶対に使用しないでください
ちなみに、コラムクランプ・ハンドルクランプ共に肉抜きの有無は、クラックの入り易さとあまり関係ありません。肉抜きされてないから大丈夫ということはないので、注意してください。

次回は、ハンドルの要チェック箇所を紹介します。

by SG_Meccanico | 2014-10-25 06:30 | トラブルシューティング | Comments(0)

要注意!ハンドル周りの異音

立ち漕ぎをした時に聞きなれない音がしたら、ハンドル周りのどこかが緩んでいる可能性があります。ハンドル周りの緩みは重大なアクシデントを招く可能性があるので、異音が聞こえたらすぐにプロショップに持ち込んで点検してもらいましょう。
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写真の赤丸で囲んだ、ブレーキレバー(デュアルコントロールレバー)のボルト、ハンドルクランプ、コラムクランプ、ヘッドパーツの4箇所が緩んでいる可能性がある箇所です。下ハンドルを持って立ち漕ぎした時も異音がする場合は、ブレーキレバーのボルト以外の3箇所をまず疑ってください。逆にブレーキレバーを握って立ち漕ぎした時だけ異音がする場合は、ブレーキレバーのボルトが高確率で緩んでいます。

また、上記の4箇所の緩みではなく、ハンドルやステムのひび割れが原因の場合もあります。特にカーボンと軽量アルミのハンドル・ステムは要チェックです。前者にしろ後者にしろ、大怪我に繋がるトラブルを起こす可能性があるので、早急にチェックするようにしましょう。

by SG_Meccanico | 2014-10-21 12:20 | トラブルシューティング | Comments(0)

肌寒い時期に大活躍のニッカー

2週続けての台風が過ぎてから気温が下がり、陽が当たらないと肌寒く感じるようになりました。この季節は、普段着も自転車ウェアもどうするか悩むことが多いと思います。少し前にジオラインTシャツ(http://meccanico.exblog.jp/21161364/)を紹介しましたが、これと合わせてニッカー(7分丈パンツ)がお勧めです。
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膝を覆うだけでも、意外と寒さを和らげてくれます。膝を保温することで、冷えによる故障も防げます。レッグウォーマーやニーウォーマーでも良いのですが、パンツとの相性によって股ずれしてしまうことがあるので、自分はニッカーを好んで穿いています。あと、着るのが楽なので、ウォーマー類のように面倒臭くないのも良いです。
気温10℃~20℃台前半と幅広く使えるので、1枚もっておくと重宝しますよ(^_^)

by SG_Meccanico | 2014-10-18 06:30 | お勧め&便利グッズ | Comments(0)

メーカー純正のオプショナルパーツ

大手の釣具メーカーであるシマノとグローブライド(ダイワ)ですが、共にメーカー純正のオプショナルパーツを発売しています。ユーザーが求める性能を突き詰めるためのチューニングパーツ、好みのデザインにするためのドレスアップパーツが人気商品を中心に展開されています。
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釣具でも自転車でも、サードパーティのオプショナルパーツがありますが、正直にいうと精度や性能が純正品に劣るものが殆どです。これが原因で相談を受けた時に勧められないことや、それを承知で使ってみたもののやっぱり外してしまうなんてことがあります。オプショナルパーツが純正と同等の精度や性能なら、安心して勧められますし、ユーザーが使い心地に不満を感じることがなくなります。

一時期自転車パーツでも、釣具と同じ夢屋というブランド名でシマノが純正のオプショナルパーツを展開していましたが、ラインナップが中途半端ということもあり、すぐになくなってしまいました。もう少しドレスアップなどにも重点を置いて展開していたら定着することもあったのでは?と思うのですが…。もう少しユーザーの声を聞いて、それを反映したオプショナルパーツを展開してくれたら良いのになぁと思っています。

by SG_Meccanico | 2014-10-14 15:29 | 自転車の色んな楽しみ方 | Comments(0)

4アームピンの緩み対策 その1

何度か緩みやすいと紹介した4アームクランクのピンですが、前回緩んだ時(http://meccanico.exblog.jp/21104625/)にロックタイトの低強度タイプ(222)を塗って締めてみました。1ヶ月経っての結果は、完全には緩みを防止できませんでしたが、前回の半分ほどに抑えることはできました。
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緩んでいた箇所は、やはり前回と同じ2箇所で、残りの2箇所は、全く緩みはなく問題無しでした。
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次はロックタイトの中強度タイプ(243)を試すつもりです。多分これで大丈夫なんじゃないかと思っていますが、ピンがアルミなので、強度が高い緩み止めはあまり使いたくないのが本音です。

by SG_Meccanico | 2014-10-11 21:24 | トラブルシューティング | Comments(0)

アフターサービスの重要性

セルテートに不具合があってメーカーへ修理に出していたのですが、先日戻ってきました。症状は改善されて、また快適に使えそうです(^_^) どういう対処をしたのか説明付の修理明細書を付けてくれて、ユーザーとしても分かり易く好印象です。
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こういうアフターサービスは、釣り具だけでなく自転車でもとても重要なことです。メーカーや代理店が、きちんと補修部品を在庫して、不具合に適切な対処をしてくれると、ユーザーや販売店も安心できます。残念ながら、主力商品でも、リアディレイラ―ハンガーなどの破損しやすい部品すら、ろくに在庫していない代理店もあります。すぐにメーカーから取り寄せできれば良いのですが、それすらできないと、いくら良い製品でも、販売店としてはお客さんに勧められなくなってしまいます。いつまで経っても補修部品が来ず、製品を使えないまま待たされると、メーカーや代理店に対するユーザー側の印象も悪くなります。

販売店としては、店では対処できない製品の不具合が出た時、どのような症状が出るのかお客さんから詳しく聞き、それをきちんと理解してメーカーや代理店に伝えられるようにすることも大切です。アフターサービスの充実は、ユーザー・販売店・メーカー&代理店がきちんとリンクしないといけません。

by SG_Meccanico | 2014-10-07 06:30 | メンテナンス | Comments(0)

予備チューブは包んで大切に

予備チューブをサドルバッグやツールボトルの中に入れている方が多いと思いますが、チューブを裸の状態にしていませんか?
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一緒にアーレンキーやタイヤレバーなども入っていると思うのですが、それらと予備チューブが振動で擦れてしまい、いざという時に穴が開いて使えない(>_<)なんてことがあります。それを防ぐために、予備チューブはビニールなどで包んで、サドルバッグやツールボトルに入れましょう。
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長期間パンクしていない時は、たまに予備チューブに異常がないかチェックすることも大切です。チェックする時は空気を入れて、全体をよ~く確認してください。チューブがこんなことになっていたら、新しいのに交換しましょう。
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by SG_Meccanico | 2014-10-04 11:29 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)