カンパ・シマノに互換性ができる?

年末頃からデリバリーが始まる9000番DURA ACE。11速になるにあたって、フリーボディの幅が広くなり、コンポを換える際にホイールも換えなければいけないのか心配の方が多いと思います。シマノのホイールは有無を言わさず9000番のホイールにするしかないのですが、シマノ・カンパ両方のフリーボディも出しているホイールメーカーは、恐らくフリーボディの交換のみで対応できます。

すでにMAVICはシマノ10速カセットを使用する時に付けるスペーサーを外せば良いとのアナウンスが出ています。MAVICでは、このスペーサーを外し独自のM10カセットを付ければ、カンパでも使えます。ということは、シマノの11速対応フリーボディとカンパの9・10・11速対応フリーボディは、幅がほぼ同じだとわかります。
カンパ(フルクラム)もシマノ用フリーボディを出していますが、シマノ用はカンパ用と比べてカセットの行き詰まりのつばが約2㎜ほど浅く作られています。
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説明が下手で分かり難いかもしれませんが、要するに、シマノ用・カンパ用どちらも出しているホイールメーカーは、シマノ11速に対応したおちょこをすでに取っているため、新しくシマノ11速の幅に合わせたフリーボディのみを作れば、9000番DURA ACEが使えるということです。
自分が把握している範囲では、まだアナウンスされていませんが、ユーザーの多いカンパ・フルクラムの現行ホイールでもシマノ11速対応のフリーボディが発売されると思われます。ZIPPやCORIMA・FFWDなども同様だと思います。ただし、シマノ用のみしかラインナップにないメーカーは、シマノと同様、新しいホイールが出ないと対応できません。ただ、あくまでも個人的な予測なので、保証はできませんけど(笑)。

察しが良い方はすでに気付いているかもしれませんが、シマノ11速・カンパ11速のカセットの幅が同じということは、ひょっとしたらと思っているわけです(^_^)

by SG_Meccanico | 2012-09-29 18:50 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)

ホイールの異音

上り坂など大きな負荷が掛かった時にホイールから異音がすると、R-SYSをお預かりました。
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RACING ZEROでも同じトラブルが多くみられたので、スポークの擦れが原因だろうと見当を付けて、スポークがクロスしている箇所とハブ側の根本にグリスを塗布しました。
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カーボンスポークに普通のグリスはNGなので、カーボンでも使用可能なホワイトライトニングのクリスタルグリスを使用しました。
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R-SYSのようなカーボンスポークやRACING ZEROのようなアルミスポークは、音が響きやすく、ちょっとした擦れなどでも異音しやすくなります。スポークのテンションが高く、リムが薄く硬いのも音が響く原因の1つです。この手の異音は、使用上の問題は無いのですが、気になって気分が良くないという方が多く、よく言われるトラブルです。
対処としては、粘度が高めのオイルかグリスを、スポークがクロスする箇所とハブ側の根本に塗布してください。カーボンスポークの場合は、素材を侵さない成分のオイルまたはグリスを使用してください。

by SG_Meccanico | 2012-09-27 17:45 | トラブルシューティング | Comments(3)

2-7 ミラーコート

見た目のカッコ良さから、ミラーコートを施したレンズが好きという方は、多いと思います。殆どのレンズメーカーは、オプションでミラーコートを選ぶことができます。どこもミラーの色は、シルバー・ゴールド・ブルー・レッドの4種類から選ぶことが多いです。通常の濃さ(可視光線透過率30%ぐらい)であれば、ミラーの色による視界の色合いの違いはないので、お好きな色のミラーを選んで見た目にアクセントを付けると良いですね(^_^)
ミラーコートをすると可視光線透過率が3%ぐらい低くなります。可視光線透過率への影響は、ミラーの強さにより若干上下します。

外観の見た目は、同じ色のミラーでも、レンズカラーや色の濃さによって違います。下の写真は全てシルバーミラーのレンズですが、見た目の違いがわかるでしょうか?左側は上からブラウン・青みがかったアイスグレー・クリアー、右側は全てグレーで濃さが違い、上から30%・35%・55%です。
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通常の濃さであれば、視界の色合いには影響がないと書きましたが、可視光線透過率50%以上の色が薄いレンズになると、ミラーの色によって、視界の色合いにも影響がでてきます。下の写真は同じカラーのレンズ(TALEX グレーOA:可視光線透過率55%)で、左側がシルバーミラー、右側がブルーミラーです。左側のシルバーミラーは自然な色合いですが、ブルーミラーは青白い光が調和されて黄色みがかった色合いになっています。
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また夜間でも使用できる可視光線透過率が70%を超える明るいレンズにミラーコートをすると、裏映りし易くなるので、お勧めしません。もし、それでもミラーコートをしたい!という場合は、フラッシュミラーという弱いミラーを選ぶと、裏映りする確率を低くできます。ただし、フラッシュミラーは、レンズメーカーによっては対応できない場合があるので、レンズを製作される際にメガネ屋さんに確かめてもらってください。このことを考慮して、最初から明るいレンズへのミラーコートを不可としているレンズメーカーもあります。
ちなみに、裏映りするのをわかっていながら、うっかりクリアーにミラーコートをして、常時裏映りしてしまうという失敗をしたことがあります(笑)。

最後にミラーコートの短所を一つ。ミラーコートを施したレンズは、傷が付いてしまった時に、チラつきが起き易くなります。レンズに傷を付き難くするハードコートというのがあるのですが、ミラーコートではこのコーティングができないため、若干傷も付きやすくなるので(←は勘違いをしていましたm(_ _)m ミラーコートでもハードコートは施されています)、慎重に取り扱う必要があります。

次回は、目の悪い人の共通の悩み、度付きレンズについてのお話です。

by SG_Meccanico | 2012-09-25 16:14 | サングラス講座 | Comments(0)

英彦山サイクルタイムトライアル

今日の英彦山サイクルタイムトライアルは、別ルートを先回りしてゴール地点で観戦してきました。
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総合1位の方は、沿道で応援する人たちに手を振りながら余裕のゴール!
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ヒルクライムレースなので、集団のスプリントはありませんでしたが、ところどころ数人の激しい競り合いを観ることができました。
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予想以上の結果が出て歓喜してる人、思うような結果が出せず悔しがっている人など、レース後の表情は様々でしたが、15㎞を全力で駆け抜けた皆様、お疲れ様でした!

by SG_Meccanico | 2012-09-23 19:37 | サイクルイベント | Comments(2)

英彦山の準備&オリジナルステッカー

明日の英彦山のメカサポートでもっと見つけてもらいやすいように、ツールボックスに貼るためのオリジナルステッカーを作りました(^_^) ついでに、裏面のステッカーも刷新!
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さらに自転車などにも貼れる小さいステッカーも一緒に作ってもらいました。製作を依頼したのは、いつもお世話になっている切文字屋さんです。切文字屋さんには、毎度高品質の良いステッカーを作ってもらっています(^_^)
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明日の英彦山サイクルタイムトライアルには出ませんが、別ルートで先回りして、ゴール付近で応援するつもりです。皆さんが苦しんでいる姿を楽しく観戦・・・・・いや(^^;)、活を入れつつ、皆さんの勇姿を写真に撮ろうと思っています(^O^)
一生懸命走ってたくさん汗をかいた後の下りは冷えるので、ベストやウィンドブレーカーを持っていくことをお勧めします。
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余分な物を減らして、軽量化するのも良いですが、レース後の体調管理もきちんと考慮しましょう!
では、それぞれの目標を目指して頑張ってください!

by SG_Meccanico | 2012-09-22 15:32 | ツールボックス | Comments(0)

提灯型テールライト

夜間走行する時にテールライトを付けていますか?
自分は、点灯していない時は小さく目立たなくて、点灯した時は後方の車に認知してもらいやすい明るい提灯型テールライトを使っていて、周りにも勧めています。http://cycle-sports.globeride.co.jp/bbbo/light/m1rta.html
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小さいのにまともに見ると眩しいぐらいの明るさで、付け外しもゴムバンドで簡単にできて使い勝手も良いので、気に入っています(^_^)
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法規上は、リフレクター(反射板)で良いのですが、テールライトを点灯してると認知してもらいやすく、追い越される時も大回りで避けてくれることが多くなるので、夜間走行の安全性高める効果は絶大です。
安全性だけでなく、各々の好みの物を選んで、愛車にアクセントを付けるのも楽しいですよ(^_^)

by SG_Meccanico | 2012-09-20 20:31 | お勧め&便利グッズ | Comments(0)

2-6 レンズカラーの選び方(ブライトカラー)

まず最初に、手持ちにブライトカラーのサングラスや見本レンズが無いため、この項目は比較写真がありません。予めご了承くださいm(_ _)m

ブライトカラーは視界を明るく鮮明に見せる効果があるカテゴリで、ナチュラルよりコントラスト性能が若干高く、イエローやグリーン、オレンジなどのカラーが属します。黄色みが強いほど明るく鮮明でブライト性能が高くなります。グリーンはナチュラルに明るさをプラスしたような見え方になり、オレンジは赤みが強い分コントラスト性能が高くなります。

このカテゴリは、曇天時や日の出前後・夕方などの光量が少ない状況での使用に向いています。昼間の晴天時には、明るく見せるブライト性能が、逆に鬱陶しく感じることがあります。またイエロー系とオレンジ系のカラーでは、長時間使用するとコントラストと同様、色味を帯びた視界が鬱陶しく感じることがあります。赤みの強いコントラスト程ではないですが、クセがあり、使用感に個人差があるカテゴリです。
自転車では、ナチュラルに近く汎用性があるグリーン系のカラーをお勧めします。

ちなみに、自分が使う状況では、あまり必要性を感じていないカテゴリでしたが、TALEXのイーズグリーンというカラーに注目しています。可視光線透過率が40%と明るめで明暗の変化に強そうなのと、一方でブライト性能を少し抑えめにしているので、昼間の晴天時でも快適に使用できるのではないかと思っています。実際に使用してみて、またレポートを載せたいと思います。

次回は、デザインのアクセントとして、好きな人も多いと思われるミラーコートについてのお話です。

by SG_Meccanico | 2012-09-18 16:20 | サングラス講座 | Comments(0)

2-5 レンズカラーの選び方(コントラストカラー)

コントラストカラーは、各レンズメーカーにおいて、「ナチュラル」に次いでバリエーションが多いカテゴリです。文字通りコントラストを高めて、物のカタチをクッキリ見せる効果がある赤みが入ったカラーです。具体的な色でいうと、コパーやブラウンなどがこのカテゴリに属します。
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赤みが強くなればなるほど、コントラストが高まります。日中であれば、天気を問わず使用できますが、夕方のような日射しが赤みを帯びるような状況だと、より赤みが強調されて鬱陶しく感じる場合があります。路面状況を把握しやすいので、自転車愛好者に好まれているレンズカテゴリではないでしょうか?
下の写真は、左側がグレー(ナチュラル)のレンズを通した視界、右側がコパー(コントラスト)のレンズを通した視界です。
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ただ、このカテゴリには、一つ大きな欠点があります。そのコントラストの高さゆえ、自転車のような周りの景色が変わり続ける場面では、気分が悪くなることがあります。乗り物酔いしやすい人は、特にこの傾向が強くなります。実際、自分は乗り物酔いしやすく、赤みが強いコパー系のサングラスをかけて自転車に乗り、しばらくして気分が悪くなってしまったことがあります。あと長時間使用していると全体に赤みを帯びた視界が、鬱陶しく感じてしまうこともあります。これらのことから、クセが強く、使用感にかなり個人差があり、誰にでも勧められるカテゴリではないため、購入の際は、慎重に検討されることをお勧めします。

乗り物酔いしやすいから不安だけど、それでもコントラストを高めたレンズを使いたい!という人には、一番自然な視界を得られるトゥルービュー(グレー)に程良くコントラストをプラスしたTALEXの“トゥルービュースポーツ”というカラーをお勧めします。色でいうと、薄いブラウン(黄土色)などの黄褐色といったところでしょうか?
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コパーやブラウンのコントラスト性能には及びませんが、路面状況を把握するには、十分なコントラスト性能を有しています。自分は、自転車だけでなく、車の運転時でも使用しているカラーです。このトゥルービュースポーツを使用して気分が悪くなったことはありません。
下の写真(左側がグレー、右側がトゥルービュースポーツ)を見ると、程良くコントラストが強調されて、コパーと比べて自然に近い色合いであることがわかります。
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前にも述べたように、自転車においては様々な状況に対応できる汎用性のあるものが良いです。なので、コパーよりも赤みを抑えたブラウンやトゥルービュースポーツのようなナチュラル基調にコントラスト性能をプラスした黄褐色カラーのレンズがお勧めです。

次回は、曇り等の薄暗い状況で活躍するブライトカラーの説明をしていきます。

by SG_Meccanico | 2012-09-16 10:36 | サングラス講座 | Comments(0)

2-4 レンズカラーの選び方(ナチュラルカラー)

レンズのカラーによって見え方が違うのは、サングラスをかけたことがある人ならわかると思います。カラー選択を間違えると、不自然な視界にストレスを感じて、逆に目が疲れやすくなってしまいます。ここでは、どういったカラーがどのような視覚効果があるのかを「ナチュラル」「コントラスト」「ブライト」3カテゴリに分けて説明していきます。

今回は基本となるナチュラルカラーについて説明していきます。
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ナチュラルという言葉通り自然な色合いで、裸眼とそう変わらない視界を得られるグレーを基調としたサングラスの基準となるレンズカラーです。ブルー系のカラーもこのカテゴリに属します。天気を問わず、朝~夕方まで問題なく使用できます。
下の写真は左側が何も通さない裸眼の視界、右側がグレーのレンズを通した視界です。
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前項の『2-3 可視光線透過率』で、「初めてサングラスを購入する場合は、この基準となる可視光線透過率30%前後のレンズが装着されている物をお勧めします」と書きましたが、これに「レンズカラーはグレー基調」というのを付け足して下さい。「レンズカラーがグレーで可視光線透過率30%」というのが、サングラスにおいてはゼロ地点になると思ってください。まず、このゼロ地点に該当するサングラスをかけて、そこからどうしたいかという感想を持ってから2本目を購入されると良いでしょう。恐らく、多くの方が、このゼロ地点のサングラスで満足するのではないかと思います。

よくこのカテゴリのレンズは暗いと言われますが、それは可視光線透過率が低い暗いレンズを選んでいることが原因の場合が多く、前項で述べた透過率のレンズであれば、そのような不満は感じません。他の2カテゴリでも同様で、暗く感じるのは、可視光線透過率が低過ぎることが原因と言っていいでしょう。
このグレーを基調としたナチュラルカラーは、TALEXだけでなく他レンズメーカーでも、ラインナップの中核をなしており、最もバリエーションに富んだカテゴリです。自転車に限らず、これ一つで殆どの状況をカバーできる万能レンズカテゴリと言っていいでしょう。

次回は、コントラストカラーについて説明していきます。

by SG_Meccanico | 2012-09-14 15:19 | サングラス講座 | Comments(0)

0-1 偏光レンズによる視界の違い

ここ数日ハッキリしない天気が続きましたが、やっとスッキリ晴れてサングラス講座のための写真を撮りに行くことができました(^_^) 目的はレンズカラーによる見え方の違いですが、偏光レンズを通して見る視界と素のままで見る視界の違いも撮ってきたので紹介します。下の写真は、左側が素で見た視界右側が偏光レンズを通して見た視界です(ぜひ画像をクリックして見比べて下さい)。
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上の写真を比べると、左側は全体が少し白っぽくなっていますが、右側ではその白っぽさが無く、オレンジのセンターラインなどがハッキリ見えて車道の轍まで把握できます。下の写真では、左側は水面が白く反射していますが、右側ではその反射が無く波の形や水中の状況を把握できます。
どうですか、かなり違うでしょ?

by SG_Meccanico | 2012-09-12 18:25 | サングラス講座 | Comments(0)