カテゴリ:メンテナンス( 54 )

ボルトが緩んでポジションが変わっちゃってませんか?

カーボンパーツや金属の軽量パーツが多く市場に出回っていて、締め付けトルクには非常に気を遣います。パーツメーカーがしっかり固定できるように加工していたり、組み付けの際に『ファイバーグリップ』のような滑り止めを塗布するのですが、固定できるギリギリの締め付けトルクであることが多いため、ボルトの緩みによるパーツのズレが起きてしまうことがあります。

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定期的にボルトの緩みがないかを確認するのと同時に、ハンドルやサドルの傾きがずれていないか、サドル高が下がってしまっていないかなども確認しましょう。ボルトの緩みは、パーツのズレだけでなく、パーツの破損にも繋がるので定期的な確認は必須です。また、ボルトが緩み難いようにと、規定トルク以上で絞め過ぎるのもパーツの破損に繋がるので厳禁です。

by SG_Meccanico | 2017-06-10 07:00 | メンテナンス | Comments(0)

LAKE CX237のお手入れ

天然皮革のフルグレインレザーを使用するLAKE・CX237ですが、雨に降られることがなければ、1~2ヶ月おきにM.モゥブレィの『ステインリムーバー』と『デリケートクリーム』を使ってお手入れをしています。どちらも革製品のお手入れ用品として馴染みがあると思います(^_^)

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『ステインリムーバー』をクロス(布)に含ませて撫でるようにシューズの表面を拭く → 別のクロスで『デリケートクリーム』をシューズのアッパーとタンに馴染ませる → 最後に綺麗なクロスで余分な『デリケートクリーム』を拭き取ってお手入れ完了です。
雨に降られたり、たくさん汗をかいてシューズが汚れた時は、クロスで汚れを拭き取ってあげるのは、合成皮革のシューズと同じです。

by SG_Meccanico | 2017-04-25 17:10 | メンテナンス | Comments(0)

荒れたブレーキシューは躊躇わずに交換しましょう。

砂や金属粉などの異物が刺さって荒れてしまったブレーキシューは、制動力が落ちだけでなく、リムへの攻撃性も強くなってしまいます。その度にブレーキシューに刺さった異物を取り除けば良いのですが、何度も繰り返す内にブレーキシューの表面がボコボコになって異物を噛み易くなるので、そうなったら新しいものに交換することをお勧めします。また、荒れたブレーキシューを使い続けると、リムのブレーキ面の荒れも進行し易く悪いことだらけです。通常のアルミリム用ブレーキシューなら値段も高くないですし、リムのブレーキ面の荒れと消耗を抑えて、ホイールの寿命を延ばすこともできます。
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ただ、カーボンリム用や特殊処理されたアルミリム専用ブレーキシューは、値段が安くはなく交換が躊躇われると思います。そんな時は、紙ヤスリなどで表面のボコボコ(異物が刺さった跡)がなくなるまで均すことで対処できます。通常のアルミリム用ブレーキシューも削って均すことで対処できるのですが、シュー全体を平に均すのは意外と難しく、手間と時間が掛かる作業なので、新品と交換してしまった方が楽です(^^;)

大事なのは、表面が荒れたブレーキシューを使い続けないことです。ブレーキをかけた時にブレーキシューが擦れる音が大きいと感じたら、異物が刺さっていないか要チェックです。

by SG_Meccanico | 2017-03-18 06:30 | メンテナンス | Comments(0)

カップ&コーン式ハブの調整

シマノやカンパニョーロ(フルクラム)のホイールは、カップ&コーンのハブを採用しています。それぞれ調整し易いように工夫がされていますが、いざ玉当りを調整しようとすると、「どのぐらいにしたらいいの?」と思う人が多いのではないでしょうか? そこで、自分流の玉当りの調整のコツを紹介します。
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まず、僅かにハブのガタが出るまで緩めていきます。カンパニョーロ(フルクラム)は、ハブ内に緩み止めのコーンが入っているので、調整ナットを緩めたらハブシャフトをプラハンで軽く叩いてください。
僅かにハブのガタが出るまで緩めたら、今度はハブのガタが無くなるまで徐々に締めていきます。ハブのガタが無くなるところまで締めたら、玉当りの調整は完了です。「何だ簡単じゃん!」と思うかもしれませんが、この徐々に締めていくのが根気のいる地道で大事な作業なので、ここを面倒臭がってテキトーにやると最適な玉当りは出せません。1/8回転ずつでも大き過ぎ、アナログ時計の秒針が1~2秒進むぐらいの間隔で締めていきましょう。ガタがあっても、締め過ぎても、ハブが虫食いなどのダメージを受け易くなります。これが面倒臭いと思うなら、工賃を払ってプロに任せましょう(笑)。

ハブのガタを確認する時は、ホイールがぶれないようにしっかり保持してください。少し面倒ですが、自転車に取り付けて確認すると、分かり易いと思います。僅かでもカタッとする感覚があれば、まだハブにガタがある状態です。

ベアリングのボールも玉押しも、ホイールを使えば少しずつ摩耗していくので、定期的にハブのガタがないかを確認しましょう。

by SG_Meccanico | 2017-01-10 06:30 | メンテナンス | Comments(0)

チューブ使い過ぎてませんか?

今お使いのチューブは、どれぐらいの期間使い続けたものでしょうか?
タイヤやリムとの擦れで摩耗したり、バルブの根本はブレーキング時などで捩じられたりと、チューブは意外と負荷が掛かり消耗していきます。なので、チェーンなどと同じように、ある程度使ったチューブは交換するようにしましょう。
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使用状況にもよりますが、通常のブチルチューブは1年~1年半、軽量ブチルチューブは1年、ラッテクスチューブは半年以内が、交換時期の目安だと思ってください。ラテックスチューブは、使わなくても気温や湿度の変化で劣化する上に摩擦に弱いので、半年以上の使用はお勧めしません。また、走行距離が多い人は、交換時期が短くなります。

by SG_Meccanico | 2016-09-24 06:30 | メンテナンス | Comments(0)

SILCA PISTAを分解洗浄

SILCA PISTAを長年愛用している人が多いので、空気の入りが悪くなったり、空気が入れられなくなったりすることがあると思います。でも、消耗品を交換したり、分解して洗浄すれば、新品と変わらない状態に戻すことができます(^_^)
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消耗品の交換は、殆どの場合が皮パッキンだけで済むことが多く、使用頻度によりますが、3年前後が交換時期です。空気が入らなくなった!という場合は、まず皮パッキンに破れがないか確認してみてください。
分解して洗浄する時は、メインパイプだけでなく、メーターとインナーバルブも外して台座内部のカスを取り除いてあげましょう。
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簡単な構造のおかげで壊れ難く、修理もそれほど苦労せずにできるSILCA PISTAは秀逸なフロアポンプです(^_^)

by SG_Meccanico | 2016-08-23 06:30 | メンテナンス | Comments(0)

口ゴムが12年も耐えるヒラメ横カム

最強のポンプヘッドと言われるヒラメ・ポンプヘッド横カムを、トラブルも消耗品の交換も無く12年使い続けてきましたが、最近ポンピング中にすっぽ抜けるようになったので、口ゴムを交換しました。新品の口ゴム(写真左)と古い口ゴム(写真右)を並べると、その消耗度合が良く分かります。
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走る前に必ずエアチェックを兼ねて空気を入れるにも関わらず、負荷が掛かる口ゴムが12年も耐えたことは驚きです。

同じヒラメの縦カムも良くできたポンプヘッドですが、こちらはバルブを固定する時に口金に力が掛かるので、だんだん膨らんできて型をとったように割れてしまいますが、横カムは口金の変形が全くありません。さらに、横カムも縦カムも同じ口ゴムが使われているにも関わらず、耐久性に雲泥の差があり、縦カムしか使えない奥行きがない一部のディスクホイールを除けば、ヒラメのポンプヘッドを購入する場合は横カム一択と言って良いでしょう。あのSILCAが横カムを真似したのをみれば、ヒラメ横カムの完成度の高さが分かります。

by SG_Meccanico | 2016-08-09 06:30 | メンテナンス | Comments(0)

プーリーは消耗品

消耗品だということを忘れ去られがちなリアディレイラーのプーリーですが、ちゃんと交換していますか?
写真の消耗したプーリー(下の2つ)は、綺麗にテーパー状に削れて一見正常に見えますが、新品(上の2つ)と比べると、かなり削れてしまっているのが分かると思います。
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ガイドプーリー(リアディレイラー上側のプーリー)は、変速性能にも影響する意外と大事な箇所です。ワイヤーの張り調整をしても変速のキレが悪いなという時は、原因の1つかもしれないので、プーリーが消耗していないかもチェックしましょう。

by SG_Meccanico | 2016-01-30 12:00 | メンテナンス | Comments(0)

アルミとカーボンの固着に気を付けて!

アルミフレームにカーボンのシートピラー、もしくはカーボンフレームにアルミのシートピラーを使用する場合、シートチューブ内に滑り止めジェルやグリスを塗っていますか?
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アルミは錆び難いと認識されていますが、一度腐食し始めると進行が早く厄介です。アルミパーツから白い粉がふいているのを見たことがないでしょうか?腐食がアルミを侵すと同時に、ふき出てきた白い粉がカーボンにも食い込んでいき、アルミとカーボンの固着が起こります。この固着が非常に厄介で、簡単に外れることは殆どなく、あの手この手を使っても外せないことがあります。

基本的には強過ぎない締め付けトルクでシートピラーを固定できるように滑り止めジェルを、フレームとシートピラーの相性によってきつい場合はカーボンを侵さないグリスを塗って、アルミの腐食による固着を防ぎましょう。

by SG_Meccanico | 2015-12-15 20:35 | メンテナンス | Comments(0)

焼き付き防止にスレッドコンパウンド

鉄のボルトをチタンやステンレスのボルトに替えている場合があると思いますが、ちゃんと焼き付きの防止はしていますか? 異種金属の接触によって起こる焼き付きは、お互いの金属の電位差によって起こる固着なのですが、これについて詳しく知りたい方はググってください(笑)。
ワコーズのスレッドコンパウンドは、グリスに銅の粉末を混ぜて、異種金属が接触しないようにして、焼き付きを防止するアイテムです。ワコーズ以外の焼き付き防止のグリスも、殆どが銅の粉末を混ぜているのですが、何故銅なの?と思う方は、これもググったら分かり易い解説を見つけられます(笑)。
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スレッドコンパウンドのような焼き付き防止のグリスは、非常に細かい銅の粉末を含んでいるせいか、シミのような汚れが残り易いので、ボルト以外の物に付着しないように気を付けて作業してください。衣服に付くと、なかなか汚れが取れず面倒です。

by SG_Meccanico | 2015-12-08 20:40 | メンテナンス | Comments(0)