異音の原因を大捜索!

異音の原因を見つけるのは、簡単なようで大変な作業です。どんな状況でどんな音がするかを聞いて、大凡の目星を付けるのですが、それが原因でない場合は、地道に一つずつ探っていくことになります。カーボンフレームは音が響き易く、ハンドル辺りから異音が聞こえる気がするのに、実はリアから鳴っていたりすることもあります。
今回の大捜索の末、見つけ出した異音の原因は、フリーボディの緩みでした。スプロケットのロックリングが緩んで異音がすることは意外と多いのですが、緩み難いように逆ネジのナットを使用しているフリーボディが緩んでいたのは盲点でした。
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小さい音でも異音は故障の前兆なので、何か聞きなれない音がするなと思ったら、早めに点検・整備をしてもらいましょう。放っておくと、痛い出費が掛かる大きな故障に繋がることがあります。

by SG_Meccanico | 2015-10-10 15:55 | トラブルシューティング | Comments(0)

汗によるハンドルの腐食に注意!

ハンドルの腐食が進行してしまったので、ハンドルを交換しました。冬に交換したばかりだったのですが、走る度に大量に落ちてくる汗にやられてしまいました。アルミは腐食し難いと思っている方がいますが、腐食し始めると進行が早く食い込んでいってしまうので注意が必要です。
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たくさん汗をかく夏は、人間だけでなく自転車にも過酷な時期です。自転車に落ちた汗がパーツを痛めてしまうので、走った後はさっと全体を拭いてあげると腐食する確率をグッと抑えることができます。汗による腐食が起きやすいパーツを挙げると、ハンドル・ステム・ヘッドパーツ・シートピラー・フレームのアウター受け・ボトルケージ・リアハブです。ハンドルのように大きな負荷が掛かるパーツに腐食が起きると、突然破損してしまう確率が高くなるので要注意です。

by SG_Meccanico | 2015-08-11 06:30 | トラブルシューティング | Comments(0)

スポーツカメラとアナログ式ワイヤレスメーターの干渉を解決

シマノ・スポーツカメラとアナログ式ワイヤレスメーターが干渉すると以前記事に書きましたが(http://meccanico.exblog.jp/21591278/)、動画を撮りながらHSRを2回走って、今何㎞/hで走ってるのかが分からず、適切なタイミングで変速ができなかったりして、走りのリズムが悪くなっていました。PROのハンドル取り付けアダプタを使っていたのですが、もっとメーターとの距離をとれる取り付けアダプタに交換してみました。
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早速、問題を解決できたか確認してみたら、撮影時だけでなく、WiFi使用時の干渉も解消できました。画角の設定をスーパーワイドにすると、この位置でもブラケット操作も撮ることができます。これでレース中でもストレスなく動画を撮影できそうです(^_^)

by SG_Meccanico | 2015-05-16 08:30 | トラブルシューティング | Comments(0)

シマノ・ロード用4アームクランクのピン緩み防止

何度か取り上げたシマノのロード用4アームクランクのピンの緩みですが、ねじロック243(中強度タイプ)でやっと緩まなくなりました。脱出トルクが5N・mと容易に取り外しは可能なのですが、ピンがアルミ製なので、ギヤを取り外して掃除したい方には、ピンの劣化を早める可能性があるためお勧めしません。
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ピンの緩み防止対策として、ギヤを取り外すことがない方はピンにねじロック243を塗布して締める、ギヤを取り外して掃除する方は1ヶ月ごとに緩みがないかチェックするのが今のところベターな方法です。どちらの場合も、オーバーホールなどで徹底的に掃除・整備する時に、ピンも他の消耗品と一緒に交換することをお勧めします。
立ち漕ぎやペダルを踏み込んだ時にカチッと音がする時は、ピンに緩みがないか要チェックです。

by SG_Meccanico | 2015-03-07 17:05 | トラブルシューティング | Comments(0)

変速の不調、ロックリングの緩みが原因かも

リアの変速の調子が悪い時にまず疑うのはシフトワイヤーの伸びですが、スプロケットのロックリングの緩みが原因の場合も多いです。
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上記の2つ以外にも、リアディレイラーのアジャストボルトが動いてしまっていることもありますし、他にはリアディレイラーハンガーのネジの緩みが原因の場合もあります。不調の原因を探るために、一つ一つチェックしていくのですが、酷い時には全部当て嵌まった!なんてこともあります(^^;) せっかく上位グレードのコンポを使っていても、その性能を発揮するにはきちんと動作するための環境を作ってあげないといけません。

by SG_Meccanico | 2015-01-20 16:49 | トラブルシューティング | Comments(0)

MAVIC GP4組み直し

年末に修理したMAVIC GP4ですが、また違う箇所のニップルがすっぽ抜けたので、ニップルが全部死んでいると判断して、ホイールを組み直すことにしました。ついでに、スポークもDTレボリューション2.0×1.5㎜から国産の14番プレーン(2.0㎜)に替えて剛性重視にしてみました。
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落車や事故などではなく、普通に使っていてスポークの折れやニップルのすっぽ抜けが起きると、スポークやニップルの寿命がきている可能性が高いです。年末は一度様子をみようと思い、ニップルがすっぽ抜けた箇所のみ修理しましたが、このように同じ症状の連鎖が起きる場合は、ニップルの寿命がきたと判断できます。スポークの折れも同様で、1本折れるとそこだけ交換しても違う箇所が次々と折れていくということが高確率で起きます。そうなった時はホイールの組み直しになるので、スポークかニップルどちらかを交換するより、どちらも新しいものにした方が、よりホイールをリフレッシュできます。ちょっと乗り味を変えたいなと思ったら、今回のようにスポークの番手を変えるのも良いと思います(^_^)

by SG_Meccanico | 2015-01-06 16:50 | トラブルシューティング | Comments(0)

リムが歪む前に修理しましょう

ANCHOR RNC7の後輪のニップルが1箇所すっぽ抜けていたのですが、直すのを後回しにしてしまい気付いたら半年以上経っていました(^^;) オフシーズンのLSDにこれ以上適した自転車はないので、先日やっと修理しました。
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ニップルがすっぽ抜けてホイールが大きく振れた状態で長期間放置していたので、もしからしたらと嫌な予感がしていたのですが、やっぱりリムが少し歪んでいました(-_-;) こうなるのは分かっていたのですが、自分のということもあって後回しにし過ぎました。スポークの折れやニップルのすっぽ抜けなどでホイールが大きく振れた時は、なるべく早く修理するようにしましょう。そうしないと、自分のようにリムが歪んでしまいます。カーボンリムだと、最悪の場合リムが破損する可能性があります。
MAVIC・GP4とRNC7の相性は抜群なのですが、新品を手に入れ難いクラシックリムなので、余計に痛いです(>_<)

by SG_Meccanico | 2014-12-27 08:00 | トラブルシューティング | Comments(1)

ハンドルのクラック、要チェック箇所

ハンドルのクラック(ひび割れ)が入り易いところは2箇所あります。
まずは、ステムのクランプ部分です。軽量アルミやカーボンのハンドルは長期間使用すると、下の写真の様な型が付くことがあります。こうなってしまったハンドルは破損しやすい状態なので、使用しないでください。クランプ部分の端にクラックがないかもよ~くチェックしてください。
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もう1箇所は、ブレーキレバー(デュアルコントロールレバー)の固定箇所です。使用する内にレバーの固定バンドの跡が付き、これが酷くなるとクラックが入ってしまうことがあります。ここは大きな負荷が掛かり、一番たわむ箇所でもあるので、バーテープを巻き換える時に必ずチェックしましょう。
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自分の経験上、長期間使用したカーボンハンドルは、上記の2箇所のどちらかにクラックが入っていることが多いです。オーバートルクはもちろん、締め付けのトルク不足でも負荷の掛かり方が不均等になってしまい、ハンドルへのダメージが大きくなります。きちんと適正トルクで締めることと、こまめに緩みがないかチェックすることで、ハンドルへのダメージを軽減することができます。

軽量アルミやカーボンのハンドルは、寿命が少し短いため、長年使用し続けることはお勧めしません。勿体無いと思うかもしれませんが、消耗品であることを意識して、長期間使用した軽量ハンドルはトラブル防止のために交換しましょう。

by SG_Meccanico | 2014-10-28 12:00 | トラブルシューティング | Comments(0)

ステムのクラックが入りやすい箇所

前回の記事でハンドル周りの異音ついて書きましたが、その原因の一つハンドルやステムのひび割れ(クラック)について、特に注意して点検してほしい箇所を紹介します。今回はステムの要チェック箇所です。

まずは、クランプのボルト周り。特にボルトの内側がクラックの入り易いポイントです。
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もう1箇所は、コラムクランプのコラム中心線付近です。
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ステムの破損において、上記2箇所のどちらかのひび割れが原因であることが非常に多いです。点検する時は、全体をチェックするのは当然ですが、この2箇所は特に注意深くみてください。もし、ほんのちょっとでもクラックがあった場合、いつ破損してもおかしくない状態なので、そのステムは絶対に使用しないでください
ちなみに、コラムクランプ・ハンドルクランプ共に肉抜きの有無は、クラックの入り易さとあまり関係ありません。肉抜きされてないから大丈夫ということはないので、注意してください。

次回は、ハンドルの要チェック箇所を紹介します。

by SG_Meccanico | 2014-10-25 06:30 | トラブルシューティング | Comments(0)

要注意!ハンドル周りの異音

立ち漕ぎをした時に聞きなれない音がしたら、ハンドル周りのどこかが緩んでいる可能性があります。ハンドル周りの緩みは重大なアクシデントを招く可能性があるので、異音が聞こえたらすぐにプロショップに持ち込んで点検してもらいましょう。
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写真の赤丸で囲んだ、ブレーキレバー(デュアルコントロールレバー)のボルト、ハンドルクランプ、コラムクランプ、ヘッドパーツの4箇所が緩んでいる可能性がある箇所です。下ハンドルを持って立ち漕ぎした時も異音がする場合は、ブレーキレバーのボルト以外の3箇所をまず疑ってください。逆にブレーキレバーを握って立ち漕ぎした時だけ異音がする場合は、ブレーキレバーのボルトが高確率で緩んでいます。

また、上記の4箇所の緩みではなく、ハンドルやステムのひび割れが原因の場合もあります。特にカーボンと軽量アルミのハンドル・ステムは要チェックです。前者にしろ後者にしろ、大怪我に繋がるトラブルを起こす可能性があるので、早急にチェックするようにしましょう。

by SG_Meccanico | 2014-10-21 12:20 | トラブルシューティング | Comments(0)