カテゴリ:自転車のマメ知識( 68 )

保守的になってしまうアイテム

サドルというのは、使用感の個人差が非常に大きくアドバイスが難しいアイテムであり、さらにポジションの基準点にもなるとても重要なアイテムでもあります。近年は、様々なメーカーが人間工学の研究に基づいた開発をしているおかげで、極端に合わないと言われるサドルは少なくなったような印象があります。それでも、お尻に合うサドル探しは簡単なことではないので、使うサドルは保守的になりがちになってしまいます。

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自分は運良く早い時期に合うサドルを見つけられたので、10年以上サンマルコのアスピデを愛用し続けています。
薄型サドルの定番品の1つなので、この先もいつでも手に入り安泰かと思っていましたが、3年前にモデルチェンジしてしまいました。表皮やカラーリングなどのデザインが変わるのはそれほど問題ないのですが、ベース(サドルの形状)が変わってしまうと座る位置が変わるので、同じアスピデの名が付いていても全くの別物になってしまいました。そのため、新しいサドルにするとポジション出しを一からやり直さないといけないので、一生分の旧アスピデを確保しておきたいなと思っています(笑)。

by SG_Meccanico | 2017-07-22 07:00 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)

夏の水分補給は、マメにチビチビと。

そろそろ梅雨明けか?という時期になり暑さが増してきて、脱水症状や熱中症に気を付けないといけなくなります。首筋などに水をかけて身体をクーリングするのもとても有効ですが、やはり脱水症状や熱中症の予防の要となるのは水分補給です。

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喉が渇いてからゴクゴク飲むのではなく、喉が渇かないようにマメにひと口ずつ飲むようにすると、胃腸への負担が少なく、身体がオーバーヒートしないように安定して汗が出る状態を保てます。自分は暑がり&大汗かきなので、走行中に短い間隔でひと口、赤信号で停まった時にひと口という感じで、マメにひと口ずつ飲むようにして、2時間程の走行で600mlのボトル2本が空になるぐらい水分を摂っています。それでも、走った後の発汗量と水分補給した量の収支は、発汗量の方が多い赤字です。個人差はありますが、自転車に乗っている間は、思っている以上に発汗しています。

ツールを観ながらワインをチビチビ呑んでいたら、いつの間にかボトルが空になってしまうような感じで(笑)、自転車に乗る時もマメにチビチビ水分を摂るようにしましょう(^_^)

by SG_Meccanico | 2017-07-15 06:30 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)

適正な空気圧の見つけ方

自分は下りが好きなこともあって、タイヤの空気圧には気を遣っています。初心者~上級者を問わず、タイヤの空気圧設定に無頓着な人を意外と多く見かけますが、下り以外でも走りのパフォーマンスに影響する重要な項目です。傾向としては、空気を入れ過ぎていることが多いように見受けられます。

そのタイヤが持っているグリップを最大限に発揮することと、きちんとトラクションが得られる(バイクが跳ねない)空気圧を見つけると、予想以上に走りのパフォーマンスと快適性・安心感が向上します(^_^)

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自分がそのタイヤの適正な空気圧と判断するのは、下記の三項目を満たせる最低空気圧です。
・十分なグリップを得られること
・コーナーでタイヤが腰砕けにならないこと(十分なタイヤ剛性の確保)
・ズル牽くような感覚がしない転がり感

タイヤメーカーやモデルによって多少の違いはありますが、自分の体重(60~63㎏)で上記の要項を満たせる空気圧は7Bar前後に落ち着きます。現在、気に入って使っているミシュラン・パワーコンペティション25Cでは、フロント:6.7Bar・リア:7.0Barに落ち着きました。

適正な空気圧を探す際に、最低でも3回は同じ空気圧設定で走ってみるようにしてください。イマイチだなと思っても、体調や風の状況などで錯覚している場合もあるので、根気強く地道に探すことが大事です。最低でも3回、できれば5回以上同じ空気圧設定で試しましょう。

by SG_Meccanico | 2017-06-20 06:30 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)

予備のチューブやチューブラータイヤの点検をしていますか?

タイヤの耐パンクベルトの性能が向上して、長い間パンクしていないという方は多いと思いますが、パンクした時のための予備として携行しているチューブやチューブラータイヤを放ったらかしにしていませんか?

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予備のチューブやチューブラータイヤを、サドルバッグに入れっ放しにしたり、自転車に取り付けたままにしている間に、擦れや経年劣化で傷んでしまっていることがあります。パンクしていない期間が長いほど傷んでいる可能性は高くなり、いざパンクした時に予備が使い物にならなかったという話を時々耳にします。
パンクするだけでも嫌なのに、予備が使い物にならないなんて泣きをみることがないように、時々空気を入れて傷みがないかなどの点検しましょう。

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予備チューブは厚手のポリ袋、予備チューブラータイヤは布の袋などに入れておくと擦れ対策になります(^_^) また、ラテックス(生ゴム)は擦れや折り曲げに弱いため、携行する予備としては厳禁で、予備のチューブやチューブラータイヤは、ブチルを使用したものを選びましょう。

by SG_Meccanico | 2017-05-27 06:30 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)

タイヤの傷、まだ使える?もう使えない?

タイヤに付いた1㎜程度の小さな傷が気になる人は少ないと思いますが、パッと見て分かるような大きな傷ができてしまった場合は、「まだ、このタイヤを使っても大丈夫かな?」と心配になることがあると思います。

タイヤサイドに大きな傷ができてしまった場合は、バースト(破裂)しやすい危険な状態で、そのタイヤは使用不可能です。
判断が難しいのがトレッド面(地面との接地面)に付いた傷です。
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トレッド面の傷周辺が、膨らんでいるか膨らんでいないかが、使用可能かを判断する基準となります。傷周辺が膨らんでいる場合は、ケーシング(カーカス)にもダメージがあり、タイヤの構造が壊れている証拠となり、いつバーストしてもおかしくない危険な状態で、そのタイヤの使用は不可能です。高い空気圧に耐え、タイヤの形状維持に重要な役割を担っているケーシングに傷があるというのは、大雨時に堤防が決壊しかけている状態と同じと思ってください。

写真のように、傷周辺が膨らんでいない場合は、ケーシングにダメージはなく継続して使用可能です。ただし、トラブルの種がある状態ともいえるので、マメにタイヤの状態をチェックすることが必要です。走行する度に、傷が大きくなっていないか、ケーシングにまでダメージがいっていないかなどを確認しましょう。
傷周辺が膨らんでいなくても、トレッド面のゴムが大きく抉れてしまっている場合は、使用を中止することをお勧めします。

『タイヤサイドの傷』『トレッド面の傷周辺に膨らみがある』この2つの場合は使用不可能、『トレッド面の傷周辺が膨らんでいない』場合は、使用可能だけど走行する度に要確認と大まかなに判断をします。
使用可能な場合でも、大きな傷があるタイヤは、トラブルの種を抱えていることに違いはないので、予備タイヤがある、もしくはお財布に余裕があるなら、交換することをお勧めします。タイヤは安全を関わるアイテムなので、不安の種は無い方が当然良いです。

by SG_Meccanico | 2017-05-09 16:20 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)

フォークコラムをカットする前によーく考えましょう。

クイルタイプのステムを使う場合には、あまり気にしなくて良いフォークコラムのカットですが、現在主流のアヘッドタイプでは、コラムをカットする前によーく熟考することをお勧めします。バイクもしくは乗り手が、まだ走り込んでいるとはいえない状態で、さっさと余分なコラムをカットするのは非常にリスクが大きく、「やっぱりもう少しハンドルを高くしたい」となった時に、コラム長が足りないために高くできないという事態に陥ります。実際にこれが問題となって、ハンドルポジションが出せない人をちょくちょく見かけます。
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それなりに乗り込んで「これで良いかな?」と思っても、ステムの上に5~10㎜スペーサーを入れるぐらいコラムを残しておくと、多少のハンドルポジション変更なら対応できます。お勧めは、5㎜+2~3㎜の2枚のスペーサーを入れて7~8㎜を残すのが細かいハンドル高の変更ができてお勧めです。余分なコラムは無い方がスッキリ見えて良いですが、快適に乗れてこその自転車でもあるので、コラムをカットする前にはよーく熟考しましょう。
あと、これは余談ですが、中古でフレームを売りに出す時は、コラム長に余裕があるフレームの方が少し売れ易くなります。とはいっても、欲しい人が表れるかが一番大事ではありますが(^^;)

by SG_Meccanico | 2017-03-11 06:30 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)

タイヤのエアチェックを毎回していますか?

タイヤの空気の補充や空気圧の確認は、どのぐらいの頻度でしていますか?
自分の場合、街乗りバイクは5~7日に1回ですが、練習やサイクリングなどのジャージを着て走る時は、出発する前に必ず空気の補充と空気圧の確認をしています。2日連続で走る時でも、省くことはありません。
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毎回行う理由は、「常に最適な空気圧で走りたい」「パンクなどのタイヤ・チューブに関するトラブルが無いかの確認」の2つです。
特に重要なのが2つ目の「パンクなどのタイヤ・チューブに関するトラブルが無いかの確認」で、前回から不自然な空気の減りがないかを毎回確認することで、見つけ難いスローパンクの早期発見が可能になります。スローパンクというのは、チューブを水に浸しても穴が開いている箇所を特定し難かったり、バルブの劣化や不良が原因で気付き難いトラブルの1つです。それに、出先でチューブ交換やパンク修理をするのは、誰でも嫌なものですよね(>_<)

1分もあればできることなので、出発前のタイヤのエアチェックをお勧めします。

by SG_Meccanico | 2017-02-21 20:30 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)

パンクした時のチェック法と対処

パンクした時に、原因がタイヤなのかリムなのかリムテープなのか、どこをチェックしたら良いの?という人は意外と多いのではないかと思います。パンクの原因を探るには、まずチューブの外側・側面・内側のどこに穴が開いているかをチェックしましょう。
穴が開いている位置の確認の仕方は、前の記事を参照してください。
チューブの外側に穴が開いている場合は、タイヤに異物が刺さったかタイヤ自体の問題が原因である可能性が大です。穴が開いている箇所の周辺に異物が刺さったままになっていないか、タイヤのケーシング(内側)が裂けていないかを確認しましょう。異物が刺さっていれば取り除くだけでOKですが、ケーシングが裂けていた場合はタイヤの内側から裂け目をタイヤブートなどで覆わないと、チューブが裂け目に入り込んでまたパンクする可能性が高くなってしまいます。タイヤブートが無い場合は、千円札などのお札でも代用できます。ちなみに、お札の値段で効果が変わることはありません(笑)。
またタイヤの使い過ぎでコンパウンドが完全に無くなっているということもあるので(^^;)、この場合もタイヤブートなどで応急処置をして、空気を入れる際は空気圧を低め(5気圧以下)にしてください。

チューブの側面に穴が開いている場合は、タイヤ・リムどちらにも原因の可能性があり一番面倒です。
リム打ちパンクもチューブ側面に穴が開くことが多く、穴の周辺に白く筋のようなものができるのが特徴で、少し感覚を開けて2箇所に穴が開いていたり、反対側の側面にも穴が開いている場合もあります。
またタイヤサイドの裂けが原因の場合も多いです。この場合は、タイヤの内側から裂け目をタイヤブートなどで覆い、空気を入れる際は5気圧以下に抑えないとタイヤがバーストする恐れがあります。予備のタイヤがある場合は、タイヤ交換をしましょう。サイドが裂けたタイヤはバーストする危険性が高く、出先で応急処置をして走り切る場合を除いて、すぐに使用するを止めて正常なタイヤと交換してください。
リム側に考えられる原因としては、ウォール(側面)にバリが出ていることがあります。この場合は、リムのバリを取り除けば大丈夫です。パンク修理用に紙やすりを持っている場合は、それで軽くならしてあげるとより安心できます。

チューブの内側に穴が開いている場合は、リムとリムテープが原因の可能性大です。まず、この場合で多いのが、リムテープのズレもしくは劣化によるパンクです。リムテープにズレがある場合は、他の箇所もずれている可能性があるので、ニップル穴がちゃんとリムテープで覆われているかリムを1周確認しましょう。
リムテープが劣化して裂けている場合は、ビニールテープなどのテープ類があれば、それで裂けている箇所を補習し、テープ類が無い時はリムテープが裂けている箇所のチューブをお札で防護することで応急処置できます。劣化したリムテープは、早急に新しいリムテープと交換してください。リムテープのズレも劣化による伸びが原因である可能性が高いので、早めに新しいリムテープに交換しましょう。
リムが原因の場合は、ニップル穴やバルブ穴の処理が悪く、バリが出ている可能性があります。稀にニップル穴のバリがリムテープを貫いてチューブに刺さってしまっていることがあります。バリを取り除き、紙やすりなどでならしてあげましょう。

ざっと代表的な例のチェック法と対処を挙げましたが、意外なことが原因でパンクすることもあります。ただ、これらを知っておくことで、8割ぐらいはパンクの原因究明と対処ができると思います。

by SG_Meccanico | 2016-10-29 06:30 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)

パンク時のチューブ交換、バルブを引っこ抜くのはちょっと待って

サイクリングなどでパンクした時のチューブ交換を見ていると、「あっ、ちょっと待って」と思うことがあります。パンクしたチューブをさっさと外してしまおうとする人が多いですが、タイヤ内からチューブを取り出したら、バルブはリムから引っこ抜かないでそのまま空気を入れて、どこがパンクしているのかを確認しましょう。パンクしている箇所が分かったら、その箇所のタイヤやリムに異常がないか確認してください。
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バルブをリムから引っこ抜いて空気を入れると、どっち向きに入ってたっけ?となって、タイヤとリムの異常がないかの確認が2度手間になってしまうことがあります。ちょっとしたことですが、無駄な手間を省くことができ、楽しくないパンク時のチューブ交換を短縮することができます。

by SG_Meccanico | 2016-10-25 20:00 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)

秋の難しいウエア選び

10月に入ってから一気に涼しくなって、朝は肌寒く昼は暖かいというウエア選びに悩む季節になりました。日中でも平地は暖かいけど山は肌寒いなんてことも多々あります。
そんな季節にお勧めなのが、胴の冷えを防ぐことができるベストと半袖のジオラインです。胴の冷えを防ぐだけで、寒さの感じ方が大分マシになります。ジオラインは冬用インナーのイメージが強いかもしれませんが、しっかり汗を吸い出してくれるので、20℃ちょっとぐらいまで十分使えるので、1枚持っておくと重宝すると思います。ベストは暖かくなってきたら、ツールボトルやポケット・背中側のジャージ内(第4のポケット)に入れることができて邪魔にならないのが魅力的です。
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普段インナーを着用しない人は、夏用のインナーを着るだけでも、より汗を吸い出して体をドライに保ってくれることで、体の冷えを防いでくれます。ジャージだけ着るのと、ジャージ+インナーを着るのとでは、体をドライに保ち易いことと、空気の層が1つ増やせることもあり、暖かさが違ってきます。

寒暖の差が大きいと体調を崩す原因にもなり易いので、きちんと対策してサイクリングを楽しんでください(^_^)

by SG_Meccanico | 2016-10-15 10:00 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)