ミシュラン・パワーコンペティション25C インプレ
タイヤ自体の基本的な印象は23Cと同じですが(参考記事:ミシュラン・パワーコンペティション23C インプレ )、25Cと若干太くなったことで安定感がさらに増した印象です。。荒れた路面でのバイクの跳ねが軽減されて、走行ラインがぶれるということが起き難くなり、不快感を抑えて快適に走れるシチュエーションが増えたように感じます。ハイグリップ+安定感のある走行感のおかげで、下りでの安心感も抜群です。
太くなった分の重量増による、走り出しや上りでの走行感は23Cとの違いを感じず、非常に軽い転がりで、従来の25Cと比較して-10ワットというのは伊達ではないと感じさせてくれます。また、タイヤの実測幅が新品時から若干太くなるのも23Cと同じで、装着から1ヶ月半経過しての実測幅は前後とも+1.5㎜の26.5㎜です。
23Cと同じく、25Cも空気圧は低めがお勧めです(参考記事:ミシュラン・パワーコンペティションは低めの空気圧がお勧め! )。23Cでは前輪6.8bar:後輪7.1barで落ち着きましたが(参考体重63㎏)、25Cでは前輪6.7bar:後輪7.0barで今のところ乗っています(参考体重61㎏)。タイヤ剛性が高いのと、空気圧を落としても転がりが重くならないので、もっと空気圧を低くできそうな感覚もあり、まだ最適な空気圧の設定を探している状態です。空気圧の設定については、もっと使い込んでからまた紹介したいと思います。