ホイールのタイプ別特徴:手組ホイール

完組ホイールが主流の現在でも一定の支持を得ている手組ホイールは、リムやハブ、スポークの素材・形状・組み方などを組み合わせて自分好みの味付けをできるのが魅力です。見た目や乗り味の相性が良い細身のクロモリフレームで使っている人が多いですが、カーボンやアルミフレームのユーザーにも好んで愛用しているのを見かけます。
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選ぶリムによって乗り味に違いが出るのはもちろん、同じリムでも細めや軟らかめのスポークで組めばゆったりした乗り味に、強いスポークを使ってスポークテンションを高めに組めば高剛性なホイールにもなります。OPEN PROのような剛性が高いリムを使えば、28Hで高めのスポークテンションで組むことができ、完組ホイールのような軽量で高剛性のホイールも製作可能です。ちなみに、リム:OPEN PRO(28H)、ハブ:10速RECORD、スポーク:DTレボリューション2.0/1.5㎜で組んだホイールは、重量が1500g半ばで、手組らしい乗り心地の良さとシャキッとした感じを併せ持っていました。また、アルミリムだけでなく、24Hのカーボンリムで右スポークと左スポークの本数を2:1で組んだリアホイールのように(実績あり)、狙い通りのテンションバランスを作り出すこともできます。
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自分が思い描く理想のホイールを具現化できるのが、手組ホイールかもしれません。

by SG_Meccanico | 2016-05-17 06:30 | メカニコ的ホイール論 | Comments(0)