カップ&コーンとシールドベアリング、どっちが良い?

ハブについてたまに質問される内容として「カップ&コーンとシールドベアリングってどっちが良いの?」というのがあります。結論からすると高精度ならば「どっちでも良い」です。カップ&コーンは細かく調整できるため、ギリギリの玉当りを出せますし、多少精度が悪くても何とか誤魔化せるというメリットがありますが、高精度ならシールドベアリングでも滑らかな回転で大きな差はありません。

シマノとカンパニョーロ(中級モデル以上)は、カップ&コーンを採用していますが、どちらも高精度だからこそ最善の調整が可能になっています。ただし、細かい調整をするためには、それなりの技術と根気が必要です。

それに対し、シールドベアリングは、カップ&コーンより調整が容易なのがメリットです。ちなみに、MAVICはシールドベアリングを採用していますが、純正のベアリングは正直イマイチなので、高精度な国産ベアリングやサードパーティのちゃんとしたセラミックベアリング(安いのは低精度でNG)に交換すると、見違えるほど回転が良くなります。

シールドベアリングのチューニングで、シールが無いオープンベアリングに交換すると、非常に回転が軽くなりますが、走る度にハブのオーバーホールが必要で、実質1発勝負でしか使えません。雨天などのウェット路面では使用不可で、耐久性無視のかなり尖ったチューニングです。お勧めはしませんが、興味がある方は試してみるのも面白いかと思います(笑)。

by SG_Meccanico | 2016-04-02 11:30 | メカニコ的ホイール論 | Comments(0)