何故アルミスポークを選ぶのか

現行モデルのRACING ZERO導入で、アルミスポークのホイールはこれで3つ目になります。RACING SPEEDも1年少々所有していましたが、自分の中ではアルミスポークを採用したモデルを超えられずに手放しました。ただ、BORAがベースのモデルだけあって、RACING SPEEDも素晴らしいホイールです。
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何故ここまでアルミスポークを採用したホイールに拘るのかというと、ステンレススポークではアルミスポークに敵わないと思う利点が2つあるからです。それは、“踏むとスッと進む反応の良さ”と“高い横剛性による下りでの安心感”です。

走り出し~高速域とどんな速度域でも、踏んだ瞬間に反応するのは、アルミスポークの最大の特徴だと思います。極端な言い方をすると、踏んだ時にスポークの存在を感じず、リムを直接回しているような感覚があります。この感覚は、ステンレススポークでは感じられません。カーボンホイールも反応が良いですが、リムの高さによって、反応がイマイチになる苦手な速度域があります。

圧倒的な横剛性の高さも、アルミスポークの大きなメリットです。高速コーナーでもぶれることなく、思い通りのラインを楽にトレースできる安心感があります。S字を描くような場所でも、ホイールのたわみが非常に少ないので、スムーズに切り返しができ、リズムが狂ってしまうことが殆どありません。また、ダンシング時にバイクの振りが軽く、リズムが取り易いです。

自分の中では、アルミスポークを上回るのはカーボンスポークだけですが、非常に高価です。アルミスポークのホイールも10万円以上と安くはないですが、総合的なバランスではカーボンホイールを上回ることを考えると、究極のバーサタイルホイールだと思います。それに初代キシリウムデビューから15年以上経った今も、MAVICがアルミスポークを使い続けていることから、高い信頼性も持ち合わせています。

by SG_Meccanico | 2016-02-02 17:00 | メカニコ的ホイール論 | Comments(0)