CULTは諸刃の剣

圧倒的な回転の軽さを誇るカンパニョーロ(フルクラム)のCULTですが、グリスレスゆえにベアリングのガタが出た時に緩衝剤となるものが無く、虫食いが起きやすい弱点があります。CULT専用の熱処理された硬質ステンレスの玉受けと玉押しが採用されていますが、硬いセラミックの打撃には敵わないようです。それに対して、USBはグリスインタイプのセラミックベアリングなので、多少ガタが出てもグリスが緩衝剤となって、ある程度虫食いを防いでくれます。
セラミックに関わらずベアリングにガタがないかのチェックは必要ですが、CULTは特に神経質なチェックが必要です。ちょっとでもガタがあったら、すぐに調整してください。

また、グリスレスとはいえ最低限の潤滑油が必要なので、定期的なメンテナンスも必須です。決戦用として使用しているなら年に1回、普段使いしているなら最低でも半年ごと、理想をいうと3ヶ月ごとにオーバーホールしましょう。

カンパニョーロ(フルクラム)のセラミック化を相談された時、マメなチェックとメンテナンスができるならCULT、そうではないならUSBを勧めています。個人的な意見をいうと、USBでセラミックベアリングの恩恵を十分受けられます。

by SG_Meccanico | 2015-11-03 06:30 | 自転車のマメ知識 | Comments(0)