ヘッドのガタは錆のもと

普段からまめに手入れされている綺麗な自転車を「ハンドルの動きが悪い」と持って来たことがありました。ハンドルの動きをチェックすると、その綺麗な外観から想像できない程ヘッドパーツのベアリングが錆び付いてテーパーリングが固着していました。ヘッドにもかなりガタがあり、隙間ができてヘッドの内部に水や汗が入り易い状態で乗り続けたのが恐らく原因です。
d0264476_9424467.jpg

ヘッドパーツのベアリングは、正常な状態でも僅かに隙間があり完全に密閉されているわけではないですが(特にアヘッド)、玉押しやトップコーンにゴムのシーリングを施して、できるだけ水や汗が入り難いようになっています。これがヘッドにガタがある状態だと、元からある小さな隙間が大きくなり、水や汗・砂などの異物が入り易い状態になってしまい、ベアリングが錆び易くなってしまいます。セラミックベアリングでも、ベアリングの外側やテーパーリングが錆びてしまうので、通常のベアリング同様に注意が必要です。

こまめにヘッドにガタがないかチェックして、ガタがある場合はショップに持ち込んで調整してもらいましょう。玉押し調整やカーボンコラムの締め付けは繊細な締め付けを必要とする作業なので、自分で扱うのはあまりお勧めしません。

by SG_Meccanico | 2014-04-01 10:01 | メンテナンス | Comments(0)