自転車技士・自転車安全整備士
簡単に試験のレポートを。試験は実技と筆記、安全整備士は面接の3つを受けなければいけません。
実技は、25分で8部組の自転車を指定の状態にばらして、80分でJIS規格に沿うように組み上げます。ばらすのは殆どの人が、時間に余裕を持ってできます。問題は組み立てで、特に後輪のバラ組みが制限時間内に終えられるかを左右します。基本技術がしっかり身に付いている人なら、焦らずに落ち着いて作業すれば、制限時間内にしっかり点検までできます。本番では、練習よりも早く作業を終えることができて、念には念をと3回点検することができました(^_^)
筆記試験は、技士が自転車やJIS規格に関する問題が20問、安全整備士は25問の正誤問題で、制限時間70分で同時に受けます。技士の方は、1~2年分の過去問を一通りやれば、問題の傾向が把握できます。
安全整備士は、自転車の基本知識と一般常識に関することが殆どなので、過去問を1回やるだけで十分です。出題数が、一昨年まで200問、昨年は150問と多かったのですが、今年はたったの25問で肩透かしを食らいました(^^;)
安全整備士の面接試験は、試験管1人に対し受験者4人で、簡単な受け答えをするだけです。自分の場合は「自転車に乗る時に禁止されている行為を、受験番号が若い方から1つずつ挙げてください」というものでした。ちなみに、試験会場が和室で、禅問答のように正座しながらの面接でした(笑)。
基本的な技術と知識を持ち、きちんと準備すれば、実技・筆記・面接のどれも問題なくクリアできるはずです。