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1-5 ハンドルを握る位置を少しずらしてみよう

ドロップハンドルを握る箇所は、上ハンドル・ブラケット・下ハンドルの大きく3つに分けられますが、握る位置を少しずらすことで、さらに多くの姿勢を取ることができるようになります。
1-5 ハンドルを握る位置を少しずらしてみよう_d0264476_20363040.jpg

上の写真は、ブラケットの手前・ブラケット(ブレーキレバーに指を掛けた状態)・ブラケットの先を握った状態です。少し握る位置を変えただけで、これだけ姿勢が変わります。
この使い分けの例として、通常の平坦路の巡航時は、ブラケット(写真中央)を握って走るとして、短い上り坂(丘や橋など)でブラケットの手前(写真左)を握ると少し楽になります。ブラケットの先(写真右)を握るのは、追い風や下り基調のスピードが伸びる時や、高速巡航をする時に有効です。この3パターンだけでなく、状況に応じて、さらに細かく握る位置を変えるのも、とても有効です。自分の場合は、ブラケットだけで7パターンの握り方をして、使い分けています。

下ハンドルも同様で、握る位置を細かく変えることで、最大限に力を発揮する姿勢はもちろん、逆に休む姿勢を取ることもできます。下の写真左のように、下ハンドルの端の方を握るのは、巡航時にちょっと休むのに意外と有効だったりします。
1-5 ハンドルを握る位置を少しずらしてみよう_d0264476_20553848.jpg

今度走る時に、ハンドルを握る位置を細かく変えてみて、どういう状況でどの位置を握ると走り易くなるか、色々試してみてください(^_^)
by SG_Meccanico | 2013-05-01 11:30 | もっと楽に走ろう!

老舗スポーツサイクル専門店で修業後、福岡市早良区の自宅ガレージを拠点に、ロードバイクの点検・整備・パーツ組み替え等の依頼を、預かりにて承っています。お問い合わせはこちらへ。sg.meccanico@gmail.com


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