1-2 ドロップハンドルを有効に使おう
答えは、色んなポジションを取れるようにして、筋肉の消耗を分散させられるようにするためです。リラックスした姿勢~最大限に力を引き出す姿勢まで、様々なポジションの取り方ができますね。これは、筋肉の消耗だけでなく、フラットハンドルに比べて、ドロップハンドルの方が、長時間乗っていても、お尻が痛くなり難い理由の一つでもあります。
ドロップハンドルを握る箇所として、上ハンドル・ブラケット・下ハンドルの大きく3つに分けられますが、握る箇所を微妙に変えることで、さらに多様なポジションを取ることができます。例えば、ブラケットを握るにしても、ブラケットの先なのか、それともブレーキレバーに手が掛かるぐらいなのか、ブラケットの手前なのかで、だいぶ姿勢が変わります。
楽に走ることができていない人は、このドロップハンドルの有効性を活かし切れていないことが多いように見受けられます。ということで、ハンドルポジションについて、いくつかの項目に分けて提案していこうと思います。