テーマは“しなり”
よく「METEOR SPEEDって軟らかいの?」と聞かれるのですが、このフレームに「硬い」「軟らかい」という表現は当てはまりません。乗り手のペダリングをフレームが受け止めてくれて、トルク重視でギヤを掛けても、軽いギヤを高回転で回しても、それに合わせて踏んだ分だけしなってくれます。RNC7も同様で、どちらも懐が大きいフレームと言えるのではないでしょうか?
その懐の大きさが要因かわかりませんが、苦手な速度域がなく、どの速度でも気持ち良く走ってくれます。最新のカーボンフレームでも、ある速度域ではとても軽快に走ってくれるけど、別の速度域では少し足を引っ張られる感覚がするものがありますが、RNC7とMETEOR SPEEDにはそれがありません。そのおかげで、上り・平坦・下りどのシチュエーションでもストレスなく走ってくれます(^_^)
同じ“しなり”をコンセプトに作られたRNC7とMETEOR SPEEDですが、素材の違いによる味付けの違いがあります。それについては、それぞれのインプレという形でご紹介します。