走行フィーリングが非常に気に入って使っている『ミシュラン:POWER CUP』の使用距離が3000㎞ほどになってきたところで、リアタイヤに変化が見られるようになりました。
フロントタイヤはほぼ小傷もなく綺麗な状態で、リアタイヤは使用には問題ない程度の小さな傷がポツポツとつく状況でしたが、使用距離が3000㎞に近付いてきたところで、リアタイヤにケーシング(繊維のコード)が見えるような傷が目に付くようになりました。
使用距離が2800㎞辺りを超えたところから、上の写真のようなカーカスが裂けるもしくは僅かに欠けてケーシングが見える傷が、走る度にリアタイヤにつくような状態になりました。どの傷の箇所もケーシングが切れてタイヤの構造が壊れるようなことはなく、一応使用可能な状態ではありますが、下りを楽しんだりするのは無理かな?という感じです😓 『POWER CUP』のケーシングは3層構造で、見えているケーシングは一番外側のもので、さらに3層のケーシングの下にも耐パンクベルトがあり、そう簡単にはバーストやパンクをし難い構造になっており、実際タイヤを外して内側を確認すると、耐パンクベルトを貫通している傷は1つもありませんでした。
ただ、小さな傷とはいえ、カーカスが欠けるような箇所もあったので、『POWER CUP』の交換時期はリアタイヤで約3000㎞という結論に至りました(※使用環境により若干の差はあります)。ちなみに、リアタイヤの減り具合はこんな感じです👇
実際に見た印象は、写真よりも平らになっているように感じられます。
『ミシュラン:POWER CUP 700×25C(CL)』の一応の個人的な使用目安として、レースで使うならリアタイヤで約2500㎞、普段使いならリアタイヤで約3000㎞といったところです。ちなみに、フロントタイヤは使用距離3000㎞でも小傷すらほぼ見られず綺麗な状態でした👍 どのタイヤでもリアタイヤの方が傷がつきやすいですが、フロントタイヤとリアタイヤでここまで傷のつき方が違うタイヤは初めてでした。
普段使いでリアタイヤの使用距離が3000㎞は、レース用タイヤとして十分なので、これまでフロントで使っていたタイヤをリアタイヤに、フロントタイヤを新品にして、走行フィーリングが気に入っている『POWER CUP』の使用を継続です😄